<耐震チェック>床下がのぞけたらコンクリート基礎を見てみよう

2020.11.20

家の構造で一番重要なのは「基礎」の部分です。
基礎は建物の全重量を受けているのと同時に、地盤に直接乗っているのも基礎です。
地震の揺れは基礎から建物に伝わりますので基礎がしっかりとしていないと、地震の揺れや家の重さに耐えることができません。足元が大事なのは、人も家も同じですね。


とはいっても、基礎は床下にありますから、普通はなかなか見ることができませんよね。
床下収納の出し入れ口などから床下に潜り込むという方法もありますが
自治体などの補助や助成のある耐震診断では、点検確認範囲に含まれていますのでそういった機会を利用するのも一つの方法です。


基礎の危険信号は、どのようなものでしょうか?
それは、ひび割れです。
危険信号であるひび割れは、縦のひび割れなのか、それとも横のひび割れなのかによってその深刻度が異なってきます。


【縦のひび割れ】
縦方向のひび割れは、ある程度発生するものですが
裂け目が0.5ミリを超えるものは、建物が変形している恐れがあり注意して確認します。


【横のひび割れ】
コンクリート基礎のなかの鉄筋が腐食、膨張している可能性がありますので
細かなひびであっても、注意を要しながら確認します。


近年、基礎の補強工事は、スムーズにおこなえるものがいろいろと開発されています。
一次的な引っ越しをしなくても施工ができるパターンもありますので劣化が認められるときは、補強手当の検討をおすすめしています。

有限会社内田基礎工業では、エクステリア工事、コンクリート圧送、基礎工事を行っております。

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